過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-17
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◆G2e7.dr63M
[saga sage]
2014/10/16(木) 06:48:53.75 ID:TME3IZNSO
狛枝「……」
狛枝「難しい質問だけど、怪我……かな」
狛枝「怪我はしょっちゅう負ってて慣れてるからね。それに、病気はもう患ってるから」
小泉「……? アタシにはとっても元気に見えるけど、風邪? そういえばなんだか濡れてるし、身体が冷えてる気もするけど……」
狛枝「それは雨の中を走っていたからね。でも違うよ」
狛枝「今まで黙っていたけれど……ボクは脳の病気に冒されているんだ」
小泉「えっ……?」
狛枝「余命一年って宣告された重い病気でね。でもその直後に希望ヶ峰学園への入学を誘われてさ。この幸運をムダにしない為にも余生をそこで過ごそうと考えていたけれど……」
小泉「なっ……ちょ、ちょっと……いきなり何言ってんの……?」
狛枝「……」
小泉「……」
小泉「そんな……う、嘘……だよね? アンタ……死んじゃうの……? や、やだ……そんなのやだよっ……!」
狛枝「……残り短い人生の中で、キミに出会えたのもまたひとつの幸運だった。ありがとう、真昼。ボクの傍にいてくれて」
小泉「……そんな……そんなのって……」
小泉「……」
狛枝「……」
狛枝「なんて、ね」
狛枝「急に変な事言っておどかしてゴメン。これ、ただの本からの引用だよ」
小泉「!」
小泉「……な、なんだ。やっぱりそうなんじゃない! アンタの事だから、ドッキリとか……そんなんだと……思……っ」
小泉「……」グスン
小泉「馬鹿……なんでいきなりそんな変な事言うのよっ……そんなにアタシに心配かけたいの……?」
真昼は涙を見せながらぎゅっときつくボクの体を抱き締める。
こんなになってしまっても、物騒な事を言っても、ボクの心配をしてくれる……そこは何時もと変わらない彼女なのに……。
これもまた、ウィルスが原因なのか……。
……いや……
狛枝(ボクのせいか……ボクの責任、だよね)
小泉「……」
小泉「けど、アンタの言う通りね」
狛枝「え?」
小泉「さっき言ったみたいな命に関わるような病気だと、アタシには何も出来そうにないわ」
小泉「だから、死なない程度の身動きがとれなくなる怪我の方がアタシにとってもリスクが少ない……だから」
小泉「こうするのがやっぱり一番か」
狛枝「っ……!?」
真昼は何時の間にか、手に鋭利な刃物を握りながら片手でボクを抱き締め見上げて首を傾げながら尋ねてくる。
小泉「血を見るのが嫌なら殴打とかでもいいけど……どうする?」
狛枝「安価↓」
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