過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-17
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493: ◆G2e7.dr63M[saga sage]
2014/10/17(金) 00:13:10.85 ID:PobKuyU5O
狛枝「ボクがそんなこと言える人間ではないこともわかってる、でも、言わせてくれ」

狛枝「甘いだけじゃダメなんだ! 辛いことも、受け入れないと」

狛枝「今のキミは、現実から逃げてるだけだ! 」

狛枝「キミが辛いのもわかる、でも逃げないで! そんなのは希望じゃない!」

小泉「逃げてる……? それはアンタや蜜柑ちゃんの方でしょ!?」

小泉「アンタはアタシに向かって言った言葉を、アタシが信じた言葉を勝手に無かった事にしてる!」

小泉「そして蜜柑ちゃんもその事実を認めない、受け止めようとしない!」

小泉「なんなのよ……辛いことも受け入れろって。どうしてアタシばかりにそんな事を強いるのよ!」

小泉「ズルいよ、そんなのっ……! そんなのが希望だって言うのなら、アタシはそんな希望なんかいらない! そんな希望認めない! そんな希望信じない!」

小泉「……そうよ……初めから希望なんてなかったんだ……アタシは……アタシは……希望なんかじゃないんだ」

狛枝「っ……!?」

小泉「アンタもそう。ニセモノの希望をアタシにチラつかせてただけ。アンタ自身、希望に強い歪んだ執着を持ってたのだって……アンタの中には本当の希望が無かったから」

小泉「……絶望を抱えてたから、でしょ」

狛枝「……」

小泉「……」

小泉「そんなアンタがアタシに希望を説くなんて笑わせてくれるわね」

小泉「アタシはアンタの振りかざす希望よりも、自分の信じる希望に向かって進むわ。この絶望から逃れる為に」

小泉「そして、アンタの目を覚まさせてあげるから……待ってて」

小泉「すぐに、終わらせるから。そしてそこからまた始めようよ、ね?」

狛枝「真昼っ……!?」


真昼は雨の中を急に走り出す。

その向かう先は……ボクのコテージだ……!

手にはまだしっかりと刃物を握っていて、扉の鍵穴に持っていた鍵を差し込んで。

その扉を開いた。



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