過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-17
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588: ◆G2e7.dr63M[saga sage]
2014/10/23(木) 18:45:12.39 ID:IHuP5z0hO
狛枝(みんな看病で忙しかったり……ずっと目を覚まさなかったり……今夜はもうどうしたらいいのか……)

狛枝(蜜柑を無事に救い出してくれた日向クン……の姿をした彼も倒れてしまったようだけど、結局彼は一体何者なんだ?)

狛枝(まさかあれが記憶を取り戻した、本当の……絶望時代の日向クンの姿、なんて事は……)

狛枝(……)

狛枝(まさか、ね)

狛枝(もし出来るなら、もう少しくらいあの彼と話をしたいけど、どうだろう。手を貸してくれたお礼も言いたいし)


そう思いながら日向クンが寝かされている病室にそっと足を踏み入れた。

日向クンは病室の中一人静かにベッドに横たわっていて、額から汗が滲み出てはいるものの意外と穏やかな表情で目を閉じていた……

けど、ボクが傍に近寄った瞬間、突然ぱちっと目を開いてギョロリとボクの方へ視線を向けた。


日向?「遅かったですね。そろそろ来る頃だろうとは思っていましたが」

狛枝「っ……!?」

狛枝「え……ちょっと、キミ……大丈夫なの!?」

日向?「体調は未だに悪いですよ。けどこれくらいはどうとでも」

日向?「ですが、ずっと起きているのも問題がありそうだったものですから。今まで倒れているフリをしていたんです」

狛枝「そう……なんだ」

日向?「……」

狛枝「……」

狛枝「えっと……蜜柑の事を助けてくれて、ボクにも手をかしてくれて……ありがとう。とりあえずそのお礼はきちんと言っておきたかったんだ」

日向?「いいえ、僕は何も。そちらはどうにかツマラナイ結果で終わらずに済んだ様子ですね」

狛枝「全て決着がついたわけではないけれど……ね。どうにか最悪の結果にはならなかったってだけだよ」

日向?「なるほど。……それで」

日向?「この後に及んで僕に何を話しに、ボクに何を期待しにきたというのでしょう」

日向?「……まあ、僕にはそれくらいわかりますけれどね。ツマラナイ……」

狛枝「安価↓」


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