過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-17
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591: ◆G2e7.dr63M[saga sage]
2014/10/23(木) 19:34:33.45 ID:IHuP5z0hO
狛枝「キミは誰なの……? もしかしてこの世界の外にいる……本当の日向クンなの?」

狛枝「だとしてもなんでボクを助けて……」

日向?「……」

日向?「本当の日向創……という表現には語弊がありますね」

日向?「外の世界にいる以前日向創という名前であった者と言った方がまだ良い気がします。面倒なら日向創と呼んでくれても構いませんが。名前なんてただの記号に過ぎませんから」

日向?「……ですが、どうせなら姿も変えてしまいましょうか」

狛枝「え……」

そう言ってベッドから起き上がった彼の体に……急激に変化が訪れた。

急に身体中にノイズのようなものが走ったかと思うと、服は学生服ではなく黒いスーツ姿になり……髪は黒い長髪になって……

狛枝「……キミ……は……!」

日向?「どうですか?」

日向?「僕の事、これで少しは思い出したんじゃないですか?」

狛枝「……」

狛枝「ジャバウォック島までくる時……船で同じ部屋にいた人だよね?」

日向?「……」

日向?「ええ、そうです」

狛枝「じゃあ、以前日向クンが見てたっていう夢は夢でもなんでもなくて……」

狛枝(やっぱり日向クン自身が体験していた出来事って事に……)

狛枝「いや、けどちょっと待って。キミ、確かこのイベントには参加出来ないとかってあの時言ってなかったっけ?」

日向?「そうです。だから、日向創が『修学旅行』に参加していたんですよ」

日向?「この事態は正直僕にとっても予想外の出来事でした。……少しは楽しめましたよ」

狛枝「楽しめた、って……そんな……」

日向?「先程貴方は何故僕が貴方を助けたのかと聞きましたが、それは勘違いだという事ですよ」

狛枝「!」

日向?「貴方の味方ではないという話はもう既にした筈ですが」

日向?「僕は、ただアイツの思い通りになるのが嫌だっただけですよ。あの場は、貴方に手を貸した方が僕にも都合が良かった。ただ、それだけの事です」

日向?「……結局、僕自身の目的は達成されませんでしたけれどね」

狛枝「キミの目的……?」

日向?「罪木は何処です? 彼女には会いましたか?」

狛枝「蜜柑……? いや、まだはっきり姿を確認出来ては……けど、どうしてここで彼女の名前が?」

日向?「彼女、胎内に面白いものを飼っているようですね」

狛枝「っ……」

日向?「僕が用があるのは罪木の胎内にいるそれです」

日向?「狛枝。貴方にとっても、彼女の中にいるアレが邪魔で仕方ない。彼女もあのままにしておき続ければ、近いうちにただでは済まない事になる。それは避けたいのではないですか?」

日向?「だから、提案があるのです。聞いてくれますか?」

狛枝「……何?」

日向?「罪木の胎内にいるアレ、ボクが綺麗に処理してあげましょう」

日向?「ですから処理したそれを、ボクにください」

狛枝「は……?」

日向?「けして悪い話ではないと思うのですが。どうなんです?」

狛枝「安価↓」


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