過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-17
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624: ◆G2e7.dr63M[saga sage]
2014/10/26(日) 19:59:12.72 ID:83X8129CO
狛枝「変なことに使わないなら自由にしてよ」

カムクラ「貴方の考える変な事がボクにとってはどうとでもない事だった時の事を考えていない発言ですね」

カムクラ「……けど、悪用する気は別にありませんよ」

カムクラ「なので、遠慮なく……いただきます」

狛枝「……え」


そう言って彼は、豆粒サイズのそれを躊躇なく……口の中へと放り込んだ。

そして、飴玉を頬張っている時のようにコロコロと口内で転がしてから奥歯で噛んで咀嚼を繰り返して……飲み込んでしまった。


カムクラ「ふう……ごちそうさまでした。なんともツマラナイ味ですね」

狛枝「た、食べちゃったの……!?」

カムクラ「何か問題でも?」

狛枝「いや、日向クンのお腹が後で大変な事になってないといいんだけど……」

カムクラ「腹は平気ですよ。今ので、僕とあのウィルスが一体化して、無力化しただけです。勿論、日向創の方の人格にも影響はありません……が」

カムクラ「僕はこれで何時でもこうして現れる事が出来るようになった。一方で、日向創の方にも僕の記憶や情報が少しずつ流れ込んで共有されるようになった」

狛枝「!」

カムクラ「日向創はまだ消え去ってはいない……でも、僕の持っていたその記憶量や情報量に耐える事が出来てまだ表に出てくる意思を持てるかどうかは……彼次第と言ったところでしょうかね」

カムクラ「……結局、どうあっても彼は『カムクライズル』から解放される術はなかったようです。……貴方にも、嘘を言ってしまった事になりますね。その点は、申し訳ありませんでした」

狛枝「……」

狛枝「いや、これはもう、後はキミと……何よりも日向クン自身の問題になるよ。ボクが口を挟む事じゃない」

カムクラ「……そうですか」

カムクラ「しかし……アイツも相当趣味の悪い事をする」

狛枝「……?」

カムクラ「あのウィルスと一体化した事で理解しました」

カムクラ「あれは……間違いなく、狛枝と罪木の子だった……ようです」

狛枝「……!?」


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