過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-17
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639: ◆G2e7.dr63M[saga sage]
2014/10/27(月) 13:59:36.97 ID:nGa9s/bAO
狛枝「キミについていくよ。千秋の様子も確認したいし」

カムクラ「なら、罪木はここに寝かせておいた方がいいですね」

狛枝「そうだね……」

カムクラ「外にはまだウサミがいるようですから、罪木の事は暫くそちらに任せておきますか」


蜜柑をベッドに寝かせている間に、彼はまたスタスタと病室の出入口まで歩いていき鍵を外し扉を勢いよく開いた。


ウサミ「あっ! 日向くん! 貴方いきなり何するんでちゅか!」

ウサミ「早くしないと罪木さんが危ないのに……!」

狛枝「ウサミ、多分もう平気だよ」

ウサミ「は、はい?」

狛枝「でも一応念の為にせめて彼女が目を覚ますまでは傍にいてあげてくれないかな」

ウサミ「えっ、な、なんでちゅか!? どういうこと……!?」


状況が把握出来てなくて戸惑うウサミをすり抜けて病室を出る。

そのすれ違い様に、彼はウサミのステッキの先端にさりげなく触れて通り過ぎて、ボクたちは蜜柑のいる病室を後にした。


狛枝「……今、何かした?」

カムクラ「ウサミのステッキを介してみんなのアバターにワクチンを送りました。これでもう、病気は治った筈です」

狛枝「キミ、本当に便利だね……」




カムクラ「さて、七海の病室は……ここですか」ガチャッ

狛枝「あっ、ちょっと……!」


ノックもせず扉を開いて病室の中へと入った彼を追って入ると……そこには安らかな顔でベッドの上に横たわり眠っている千秋の姿があった。


カムクラ「ほらね。もう平気なようですよ」

狛枝「熱は……本当だ、下がってる」


千秋の額に掌を当ててみてもまったく熱くない。

病気は治ったんだ……と、自分で確認出来てほっとしていると、傍に置かれていた電子生徒手帳を手にとって彼は既に勝手に操作を始めていて。

そして、いつの間にか彼の腕の中に有希が収まっていたのだった。


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