過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-17
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701: ◆G2e7.dr63M[saga sage]
2014/10/29(水) 23:58:38.43 ID:5fw3/+e3O
狛枝「確かに軽率だったね、悪いのはボクだよね、ごめん」

狛枝「でも、もう後戻りできないとこまで来てしまっていたんだ」

狛枝「ボクなんかにしては、自分なりに最善の結果を出したつもりだよ? 」

狛枝「……逆に質問するけど、ここまで来ていたとしたら、他にどんな方法があったのかな? 」

狛枝「今後の為にも教えてほしいな。……ボクだって、彼女達を消されたくはないからね」

十神「そんなものの答えを俺に求めるな。……ただ、ひとつだけ言えるのは」

十神「これ以上、絶望を振りまくのはやめろ」

狛枝「……絶望を振りまく? ボクが?」

十神「そうだ。罪木や小泉や……七海までもが多かれ少なかれ絶望を覚えている……罪木と小泉に関しては思い出しかけていると言った方がいいのかもしれんが……」

十神「ともかく、そんな状態になっているのは全てお前に起因しているんだ」

十神「……プログラムに入れる前に手に入れたお前のデータと比べれば随分まともな人間になった方だと思っていたんだがな」

十神「もしも、お前の望む希望を得る為にあいつらにわざと絶望を与えているのだとしたら、今すぐにそんな真似はやめろ」

十神「それで、折角忘れさせている絶望時代の人格や記憶が元通りになってしまったら意味がない」

十神「七海に関しては、絶望という感情をこれ以上わざわざ教える必要は微塵もない」

十神「これは腐っても希望の為のプログラムなんだからな、それを忘れるな」

十神「……俺が言いたいのはそれだけだ」

狛枝「……そう」

狛枝「ところで、ボクたちのクラスメイトの十神クンは何処へ?」

十神「アイツは俺と一時的に入れ替わる為に眠らせて保護してある。病気の方は治っているようだから何も心配はない。俺の用件は終わったから、外へ戻ったらすぐに解放しよう」

十神「……くれぐれも、自分の行いに責任は持てよ」


そうボクに釘を刺して、十神クンの姿はその場から一瞬にして消えた。


狛枝「ボクの望む希望の為に絶望を与えるな……ね」

狛枝「……」

狛枝「さて……十神クンがそう言うのなら……」



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