過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-17
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989: ◆G2e7.dr63M[saga sage]
2014/11/23(日) 00:13:40.94 ID:Y6KhFV0/0
そうこう考えているうちに病院へと辿り着いてすぐに聞こえたのは、何かが倒れるようなのと割れたようなのが混じった大きな物音だった。

反射的に音が聞こえた方へと走る足を速めると、奥の方にある一番遠い病室の中から日向クン、もといカムクラクンと

蜜柑が一緒に出て来たのが目に映った。


カムクラ「……狛枝」

罪木「!」


ボクが走ってやってきたのに彼もすぐ気付いたらしく、こちらが声をかける前に彼がボクの名を呟く。

それに蜜柑は驚いて目を見開き一瞬体を震わせていた……けど

それよりもボクの意識は、二人の近くまで来た時には血の流れている蜜柑の腕とカムクラクンの手の方へといっていた。


狛枝「急にいなくなったと思ったら……蜜柑もそれにキミも、その怪我は一体どうしたの!?」

罪木「あ、あの、これは……そのっ……」

カムクラ「……」


言い淀んでいる蜜柑の横で、カムクラクンがすっと血の流れている手をボクの前へと差し出す。

彼のその手は……メスの刃の部分を握っていて、そのせいで血が流れている事は一目瞭然だった。


狛枝「これは……」

カムクラ「さっき、この病室の中で」

罪木「わ、私がとんでもないドジを踏んでしまって偶然やってきた日向さんに助けていただいたんですぅ!」

カムクラ「……」

狛枝「……」

罪木「それで……その……えっと、えぇと……」


彼の言葉を遮るように蜜柑がそう叫び、彼は何か言いかけた口を噤んでしまう。

一方、蜜柑はその続きを言おうとはするものの涙目になって声もどんどん萎んでいってしまって……。



1、罪木に理由を詳しく尋ねる
2、カムクラに理由を詳しく尋ねる
3、二人を押し退けて病室の中を確認する
4、その他何かあれば

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