過去ログ - 【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 やえ「これが王者のゾイドよ!京太郎!」4機目
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◆g6V0jYwopc
[saga]
2014/09/11(木) 23:58:34.22 ID:PyYWuOg4o
玄「さぁそろそろ寝ましょう………あっ…!」
娘「どうしたのー?お母さん?」
玄「…戻っていたんだね京太郎。」ニコッ
娘「パパっ!」ダッダッダッ
一目散にこちらへ走ってくる愛しい娘を受け止め、頭をなでつつ俺は玄へと顔を向ける。
京太郎「ちょっと前に、な。…ただいま、玄。」
玄「もうっ、戻ってたなら言ってくれればいいのにー。」プクー
そう言って玄は頬を膨らませてこちらを恨めしそうに見てくる。
もっとも怖さなどは全くなくかわいらしいだけだが。
京太郎「悪い悪い。急に戻って驚かせようと思ってな。」
玄「もうっ!そういう所は何年経ってもかわらないんだから…。」
玄「…無事でよかった。」
そう言って俺の後ろへ回り込み体を密着させこてっと頭を背中へと当ててくる玄。
京太郎「当たり前だろ?万が一賊に襲われても俺には心強い相棒が居るからな。」
玄「京太郎が負けるとは思ってないけど心配なものは心配なのです…。」
京太郎「……玄、一つ話が大事な話がある。」
玄「…何かな?」
京太郎「視察に行った村で聞いたんだ。…紅いジェノザウラーが軍の施設を襲っているって。」
玄「…つ!それって…!」
京太郎「…偶然かもしれないしニセの情報かもしれない。…だから俺はもし確証が取れたら親父さんには悪いけどこの件の調査をしたいんだ。」
京太郎「例のガーディアンフォースに聞いても見たんだけどあっちもこの情報は掴んでいるらしいんだ。」
京太郎「あそこには部隊の皆も居る。…やえさんやシュバルツ大佐がもし宥さんを探すならガーディアンフォースに入れるように根回しをしてくれるって言ってくれた。」
玄「…いいよ。行ってきて。私もお姉ちゃんがもし生きているなら例え僅かな手がかりでも飛びついていたと思うから。」
玄「でも私も一緒に行って小さいこの子を一人にして寂しい思いをさせる訳にはいかないからね。」
京太郎「…本当にすまない。」
玄「いいのです。待つのは得意だから。」
娘「私も待ってる!」
玄「お父さんには私から説明しておくのです。…だからもしお姉ちゃんが生きていたらお願いね、京太郎。」
京太郎「ええ…!勿論です!」
玄「…ふふ。いいよ?お父さんには言っておくから。」
玄「本当は確証が取れるまでなんて言ってないですぐにでも行きたいんじゃない?」
京太郎「ははっ。玄には敵わねえな。」
玄「…お姉ちゃんの事頼むね、京太郎。」
娘「パパ!ファイト!」
京太郎「…お任せあれ!」
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