過去ログ - 悪魔のリドル 柩「ダチュラ時代から今のお話」
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165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/08(水) 01:52:19.81 ID:x0J3VjsSO
痛みのわりに出血は酷くはない
まだ動ける、まだ生きれる、まだ敗けてはいない…!

足を引きずりながらなんとか奥に逃げ込む
…奥の手を使うしかない
たった一人相手に使いたくはないが、このままでは確実に殺される

「カミナガー?ミズカラオクニニゲルナンテ、アレデスカ?ホンノージのノブナガデスカ?」

「生憎、まだ死にたくはないんですよシスター」

「ザンネンデスガ、ワターシガヨバレタトキカラ、ゲームオーバーナンデスヨ、アナタ」

「さて、それはどうでしょう?」

私は奥に仕込んであったスイッチを押す
本来ならホームの連中が大挙して押し掛けて来た時用に作った罠だが仕方ない

ボン! ボン! ボン!
と派手な音を立てて廃倉庫を支える柱が爆発する
流石のクリスも私よりも爆発に気をとられてくれたようだ

「!?、カミナガ!アナタ!ワターシとシンジュースルツモリデスカ!?」

「さて、どうでしょう?」

私は不敵に笑うと崩れた床から下水道に飛び込む
後は運試しだ

「シット!」
クリスが銃を構えた時にはすでに香子の姿は無い

そして、崩れ落ちた天井がシスタークリスに襲いかかってくる

「ヤッテクレタナ、イエローモンキー!」

瓦礫の中を走り抜け、何とか脱出をはかる、が
人の足では崩れる速度には勝てるはずもなかった



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