過去ログ - 悪魔のリドル 柩「ダチュラ時代から今のお話」
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252:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/26(日) 22:58:39.08 ID:M44zx6BSO
「そうだね、もう、黙って消えないように…マスターにはおとなしくしてもらわないとね!」 「そう、それでいいのですよ、あなたはぼくの手足、そして新しいエンゼルトランペットなのですから」

さっきまでと気配がまた変わった
ピリピリとした殺気が感じ取れる
ぼくを殺す?あの娘が?そんな事があるの?

「大丈夫ですよ」「あなたはただ動けなくするだけですから安心していいですよ?」

「ただ、一生寝たきりかもしれませんけどね!」

あの娘が飛びかかってくる
ダメだ…今のぼくは…


「はい そこまで です」

気づいたらあの娘の背後に銀髪の少女…あの双子の片割れがいた

「きりがやひつぎ には まだ てをだすな ますたーからの めいれいです」

「…」 「怖いですね、味方に刃物を向けるなんて」

「あなたは あくまで おなさけで さくせんに さんか させてあげたことを わすれない ように」

あの娘から殺気が消えて
ぼくに背を向ける
どういうわけかわからないけど
蠍にとって今、ぼくがやられるのは本意ではないらしい

「あーあ、仕方ない…でも必ず私の物にしてあげるからねマスター」 「せいぜい生田目とかいう人と仲良くしておいてくださいね、あの人は殺しますから」

二人が去った後、ぼくは膝から崩れ落ちる
どうしよう…ぼくはあの娘を…


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