過去ログ - 悪魔のリドル 柩｢ダチュラ時代から今のお話｣
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261:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/11/01(土) 10:14:34.44 ID:HjlEfntSO
多分、あの娘がぼくをただ恨んでくれていたら
あんな動揺はしなかったように思う

そう、あの狂気と愛の混じりあったなんとも言えない感じ
千足さんに殺されようとしていた時のぼくもあんな感じだったんだろうか？

いや、ぼくの方は恵まれすぎているからあの娘とくらべられないか
千足さんはずっと手の届く場所にいてくれた
大切な人を数ヶ月死んだと思い込まされて、あげく自分を捨てて平和に暮らしてたなんて事を聞かされたあの娘の苦しみを思うといたたまれなくなる

人殺ししかできないぼくなんて側にいない方がいいなんて詭弁で逃げたけど
そんなの結局ぼくの都合なだけで、あの娘の気持ちを考えた事もなかった

まだやり直せるかな
いや、やり直せると信じよう
そのためにあの娘と…これを仕組んだ先輩とぼくの手で決着をつけないといけない
そう
ぼく自身の手で

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