過去ログ - 悪魔のリドル 柩「ダチュラ時代から今のお話」
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284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/11/30(日) 18:14:38.83 ID:ibOfb1ySO
〜一族の男の別宅〜


一族の男「何の用だ、私を笑いにでもきたのか?」

純恋子「あら、久しぶりに会いに来た親族に対して随分な対応ではなくて」

一族の男「…親族、親族か…ほとんど血の繋がりなど無いようなものだろうが…」

純恋子「ええ、確かに…ですが私達は一族の一員として仲良くしてきたではありませんの」

一族の男「白々しいな…ミョウジョウに引き渡すつもりなのだろう私を」

純恋子「あら、引き渡されるような事をしましたの?」

一族の男「私が黒組を利用して一ノ瀬を潰そうとしたのを知らないはずはないだろう!?」

純恋子「…その程度は百合さんの想定の内ですわ、咎めるほどでもありません。だ、そうですわ」

一族の男「なんだと!」

純恋子「そのような話なら自ら生徒として一ノ瀬晴さんを殺そうとした私はどうなります?」

一族の男「……」

純恋子「あなたは自意識過剰なだけですわ、私が聞きたいのはその時にした依頼が今、なお生きていているかについてですわ」

一族の男「は?何の話だ?私はあの後、ダチュラの連中に指示もしていないし、黒組で失敗した時点で報酬も発生しないが?」

純恋子「……どうやら、嘘ではないようですわね」

一族の男「嘘?私が嘘をつく必要がないだろう!?今、一ノ瀬が死んだら私が疑われるに決まっている!査問にかけられるなんてごめんだよ私は!」

純恋子「自覚があるようで安心しましたわ…では引きこもっているあなたに罪を擦り付けてダチュラを動かした者がいる事になりますわね」

一族の男「なんなんだ!さっきから!?おまえは何を!」

バタン!
真夜「おーい純恋子!お片付け終わったぜ!」

一族の男「」

純恋子「あらあら、真夜さんまだ御話し中ですのに」

真夜「あ、わりーわりー」

一族の男「ななな、なんだこいつは!?」

純恋子「あなたの命の恩人…になるのかしら?」

一族の男「は?」

真夜「たいしたやつらいなかったぜ?俺いなくても大丈夫だったんじゃねーの」

純恋子「引きこもり一人消すのなら余裕だとでも思ったのかしら…怪我がないようでなによりですわ真夜さん」

伊介「あーら、伊介もいるんだけどー?」

純恋子「犬飼さんもお疲れ様、全部片付きましたの?」

伊介「まーねー♪一族の刺客なんて聞いてたのに伊介拍子抜けよー?まぁ楽にお金貰えるならいいけど」

一族の男「…なんなんだ、これは…」


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