過去ログ - 悪魔のリドル 柩「ダチュラ時代から今のお話」
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318:名無しNIPPER[sage saga]
2015/01/10(土) 22:23:33.22 ID:5FHoR3nSO
〜十年前〜

葛葉「言霊?あるよ」

ベラ「マジでか」

葛葉「あんたが思うてるもんじゃないけどな、あんたが今身を寄せてる組織も近いことしてるし」

ベラ「そうなん?」

葛葉「名前でなく番号で管理しとるでしょ、更に使えるようになったら毒草やらの名を与えて役割を縛る立派な言霊よこれ」

ベラ「へー」

葛葉「元から名前がある人間にはわからない感覚だけどな、名前無いと自我が希薄になるんよ」

ベラ「なるほど組織の駒として使うには都合がいいのか」

葛葉「そういう事」

ベラ「呪術も似たようなもんなの?」

葛葉「秘術以外はちょっとしたものの積み重ねだわね」

ベラ「ふーん…話は変わるけどさ」

葛葉「なーに?」

ベラ「あそこの飢えたハイエナみたいなガキ本当に使えんの?」

葛葉「いいでしょあの娘、世界の全部を憎んでる暗い目が最高」

ベラ「良い趣味してるわ」

葛葉「うちの性質上仲良し師弟関係なんて望めないもの…憎まれてるくらいがちょうど良いのよ」

ベラ「辛くない?」

葛葉「いや楽しいよ?本格的に憎まれるのはきっとこれからだし」

ベラ「あの娘にも刻むのか、それ」

葛葉「ある意味これこそが葛葉みたいなものだからね…これ見て平気なのはあんたくらいよ?」

ベラ「破術なんて役に立つ日がくるとは思わんかったけど使えるもんだね」

葛葉「マニアックなもの覚えてるなぁ、死ねば良いのに」

ベラ「ひっでー」



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