過去ログ - 悪魔のリドル 柩「ダチュラ時代から今のお話」
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400:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/04(土) 07:34:11.65 ID:aCQFqYbSO
春紀「さて、あとはこの納入書にサインもらって終わりだな…」

?「あーら、春紀ちゃんじゃなーい?」

ふいに呼び止められる
気のせいだと思いたい…
多分、二度と会いたくない人間の一人だ…

?「やっぱり春紀ちゃんじゃない、ちょっとぉ久しぶりじゃないのよー」

春紀「いや、カタギになろうって人間がアンタに関わっちゃダメだと思うんだよ藤堂サン」

藤堂小春
この界隈で裏の仕事を斡旋してる小狸みたいな婆さんだ
あたしが人殺しに手を染めるきっかけを作った張本人…まぁ結果的に母の医療費を払えずに一家離散なんて事にならなくてすんだのはこの人がいてくれたからではあるのだけど…どうにも苦手だ

藤堂「老い先短い婆さんのお茶の相手ぐらいしたって罰は当たらないわよ?」

いやいや、殺しても死ななそうなくらい元気だよアンタ…
つか、なんでこんなところにいるんだ?
嫌な予感しかしない

藤堂「春紀ちゃんさ、お金に困ってない?いい仕事あるんだけど?」

春紀「…数秒前にカタギの人間だって話たよね?」

藤堂「あはは!そーね!」

春紀「…あんたがピンハネしてきた金の話に戻そうか?」

黒組にいた頃、伊介様に殺しやっててなんでそんなに金に困るのか?とつっこまれて、後々問いただしたところ相当な金額を懐に入れていたようで
黒組に推薦した仲介料とカタギになるにあたって裏の痕跡を消す根回ししてもらうって事で手打ちにしたのだ

藤堂「おほほほ…年をとると忘れっぽくてやーねー?」

わざとらしい愛想笑いしながら目を反らす藤堂サン

春紀「悪いけど、あたしも仕事に戻らなきゃいけないんで話はここまでに…」

藤堂「いいから、これだけ受け取ってみてよ!」

無理矢理渡された紙きれには書かれていたのは…


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