過去ログ - 悪魔のリドル 柩「ダチュラ時代から今のお話」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/11(木) 18:44:41.19 ID:hM/TqioSO
千足「私の参加もあっさり通したし…理事長あたりはわかっていて同室にしたのか…?」

柩「狙い通りなのか計算外の事態か聞いてみたい気はしますね、ぼくとしては感謝の言葉しかありませんが」

千足「私も今は感謝している」

柩「////」

千足「あー、うん、柩…君の話をもっと聞かせてくれないか?」

柩「あ、そ、そうですね…ぼくはそもそも親の顔も知らないんです」

千足「………はい?」

柩「ぼくはダチュラに誘拐された憐れな子供か、それとも借金のかたに売られたのか、拾われた孤児なのか…物心つく頃にはダチュラの私設にいました…このぼくっていう一人称はその時同室だった男の子みたいに元気な娘の影響が強いかも」

千足「へえ…その子は?」

柩「ぼくが殺しました、あれが初めての殺人でしたね」

千足「」

柩「殺せなければ役立たずとして毒薬の被検体にされますから、みんな必死に殺しあいますよ…そうですね蠱毒みたいなものだと思ってくれたらわかりやすいかも…」

千足(あの時もそうだが柩にはどこか殺人に対して罪悪感が薄い気がしていたが…なるほどこういう事か)

柩「名無しになるまでに二桁は殺してたと思います」

千足「それは同じ私設の人間を、か?」

柩「そうですね…たまに迷い込んだ馬鹿な人間を殺せるかどうかやらされました多分中継して賭け事にでもしてたんじゃないですかね?」

千足「腐ってるな…」

柩「ぼくはそれが当たり前だと思って生きてきましたから…だから千足さんといると時々自分を消したくなる気持ちになるんです、こんな毒虫が貴女のような人の側にいてはいけないって」


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