過去ログ - 悪魔のリドル 柩「ダチュラ時代から今のお話」
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501:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/04(土) 22:47:29.53 ID:kKS+qkHSO
いやいや何強がってんだよあたし
動きにゃなれてきたが手甲よりも先に腕がイカれそうだぞ!
どうすっかなぁ…多少のリスクは覚悟して無理矢理にでもカウンター入れるか?
斬られる場所次第じゃいきなり詰みかねないが、このままだと確実に負けそうだしな…少しガードに隙を作って相手の必殺の一撃を誘い出す。か…

志摩「ちっ!」

と思った矢先、バックステップで下がる志摩

志摩「…こういう根比べも悪くねえと思ったんだけどよ」

いきなりナックルを外して捨ててしまう
何だよ?何がしたいんだ?こいつは

志摩「ほんの少しだけどさ、やりあってわかったんだよ…アンタは久々にただのケンカを楽しめそうな相手だって…さ」

春紀「ただのケンカね…さっきまでの恨み言はもういいのかい?」

志摩「ああ?それな。どーでもいいや、勝ち負けとかももうどーでもいい…もう、直にさぁ…こいつで殴りあわないとおさまらねぇんだよなァ…」

狂気じみた笑みを浮かべて志摩が構える
なんだこいつ刃物が無くなった分楽なはずなのにヤベー気配ビンビンなんだけど?

志摩「シャアッ!!!!」

早い!?両腕をクロスして防ぐが想像より重い一撃に後ずさる
志摩の右の拳から出血してるがまったく動きに淀みがない
拳に気をとられた一瞬をついて左の拳があたしの脇腹を捉える

春紀「がッ!?…ふっ!」

ってぇ!なんだよこいつ!さっきまでと別人みてえな動きしやがって…

志摩「ようやく当たった…」

ヘラヘラと笑う志摩
確かに今のはいい一撃だったが…油断しすぎだ!
動きの止まった相手の顔面に容赦なく拳を叩き込む!…が

志摩「っらぁ!」

打撃が伸びる前に額で受けて来やがった!?
頭突きの時の傷をさらに広げながらもこっちの拳にダメージを与えてくるクソ石頭

春紀「…ってぇな」

志摩「カウンターなんて予想済みだボケナス」

春紀「血ぃダラダラ流して言ってもかっこつかねーぜ?」

志摩「頭に血がのぼりやすいからな、調度いいんだよ」

春紀「…そうきたか」

よくないな…これ
ちょっと楽しくなってきた


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