過去ログ - 悪魔のリドル 柩「ダチュラ時代から今のお話」
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680:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/08(火) 00:20:00.43 ID:PttQhumSO
しえな「はぁ、は、ふ、は…」

呼吸がうまく整えられない…
まるで持久走を終えた後みたいな疲労感だな

トクトクと鼓動を刻む心臓の音が大きく聞こえる

しえな(…終わったのか…?)

頭がぼんやりとして思考がまとまらない

体が少し楽になっているのはあの恥ずかしい体勢から仰向けに寝かされているからだとようやく気づく

乙哉「しえなちゃん」

しえな「ん、あ…たけち?」

乙哉の声がする

乙哉「ほら、しえなちゃんがあたしの指を食べたまま離さなかったからこんなにふやけちゃった」

愛液で濡れた指をしえなに見せる

しえな「…あ、う、ごめん…」

乙哉「素直だね、しえなちゃん…だったら綺麗にして…しえなちゃんのお口で」

乙哉の指が半開きになった口にさしこまれる

しえな(ボクのせい、なのか…ならしかたないかな?)

ぼんやりとしていて頭がまわらない
ただ言われるがままに丹念に乙哉の指を舐め始める
舌を指にからませて指についた自分の体液を綺麗に舐め取る

乙哉「ふふ、いいよ、とってもいいよしえなちゃん」

しえな(ああ、たけちがよろこんでる…)

少し嬉しくなって指をやさしく、舐めていく

乙哉「…ありがと、しえなちゃん」

満足したのか、乙哉は指を口から引き抜く

しえな「あ、うん」

少し名残惜しそうな声が出てしまう

乙哉「んじゃ、ご褒美ね♪」

不意に唇が重ねられる
乙哉の舌がしえなの口腔内に入り込み舌を絡めとるように動く

しえな「は、ぅ!?」

前に冗談じみた挑発からキスした時とは違う
口の中を愛撫する舌の動きに頭に電気が走るような衝撃を受ける

しえな(や、うそ?やだ、ボク…っ!?)

視界がパチパチと明滅する感覚

しえな(やだ、これ、この感じ…嘘だよ…キスだけで…)

下腹部が熱くなるのを感じる

しえな(やだ、ぼく、こんなえっち、じゃ…)

明滅する感覚が縮んでいく
またあの感覚がくるのがわかる

しえな(うそ、だよ…ぼ、く、また、いっちゃ…)

不意に乙哉の手が胸に触れる
優しく包み込むように撫で上げる

それが、とどめとなって
しえなの思考は再び白い光に飲み込まれてしまった


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