過去ログ - 悪魔のリドル 柩「ダチュラ時代から今のお話」
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721:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/14(月) 00:15:18.38 ID:wwQVPdwSO
柩「はぁ…」

兎角「ん?桐ヶ谷じゃないか」

柩「おや、東さん…千足さんは一緒じゃないんですか?」

兎角「あいつは別メニューだ。今は無理をさせる必要もないしな」

柩「なるほど」

兎角「しかし、事件はあらかた片付いたしあんなに必死になる必要もないだろうに生田目は」

柩「千足さんも剣士ですからね、くやしかったみたいです」

兎角「くやしい?」

柩「無能な上司の指示が無ければあの双子に何回殺されていたかわからない…自分の未熟さを思い知らされたと」

兎角「結果的にでも勝てたのはあいつの研鑽あってのものだろうに」

柩「生真面目ですからね。東さんに色々と手を焼かせたのに想定ほど動けなかったとか色々と悔やんでましたよ」

兎角「…まったく、急ごしらえで鍛えた程度であれだけやれたら充分だって言うのに」

柩「ぼくもそう思います」

兎角「だから桐ヶ谷からも何とか言いくるめておいてくれ…鍛練で体を壊したら本末転倒だからな」

柩「そうですね、多分むだかもしれませんが言ってはみます」

兎角「おまえなぁ」

柩「だって真っ直ぐな瞳で千足さんにこれだけは譲れないなんて言われたらぼくには強く言えないですし…東さんだって晴ちゃんにそう言われたら断れないでしょ?」

兎角「む………って晴ちゃん?」

柩「本人の前だと照れ臭いというかなんといいますか」

兎角「呼んでやれば晴も喜ぶのに」

柩「喜びついでに何回も言わされそうで嫌です」

兎角「…ああ」


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