過去ログ - 悪魔のリドル 柩「ダチュラ時代から今のお話」
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723:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/14(月) 01:44:18.78 ID:wwQVPdwSO
兎角「確かに不安なのはわからなくもないが走りに相談なんてよくできるな」

柩「今は、一応同僚みたいなものですしね無下にはされないという確信はあってのことです」

兎角「あれに借りなんて作ったら後が怖いとは思わないか?」

柩「それよりもあの子がくだらない記憶で苦しめられるよりマシだと思ったんですけどね」

兎角「おまえは死ぬはずだったそいつを救ったんだそこまで気負う必要もないんじゃないか?」

柩「苦しみを長引かせるくらいなら終わらせていた方が幸せだったかもしれませんよ?」

兎角「本当にそう思うか?」

柩「…わかりませんよ」

兎角「おまえは生田目に殺してもらって楽になろうとした」

柩「……」

兎角「で、今生きていることに後悔はあるか?」

柩「…ないですね」

兎角「なら自信を持てばいい」

柩「でも」

兎角「生きていればなんとでもなる…晴を見ているとそう思えてくる」

柩「ベタぼれですね」

兎角「うるさい…ただ、そうだな…おまえが今苦しんでるのも悪くないんじゃないか?」

柩「はい?」

兎角「結局、苦しんだ末に出た答えじゃないと納得できないと思う。誰かが用意した解答なんて意味がない」

柩「そうですね、ありがとうございます東さん」

兎角「私はもう行くからな」

柩「何を照れてるんですか」

兎角「照れてない!」

柩「ふふ、でも本当にありがとうございます東さん。正直こんな風に話せるなんて思いませんでした」

兎角「…似ていたからな」

柩「はい?」

兎角「いや、なんでもない…本当に行くからな」

柩「?」


兎角(晴の女王蜂の力がどうとか悩んでいた頃の私のような感じで気になった…なんてな)


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