過去ログ - 悪魔のリドル 柩「ダチュラ時代から今のお話」
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743:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/04(土) 17:20:16.68 ID:c1EqkYtSO
純恋子「両親亡き後も家の存続のために修羅の道を進むあなたの力を見てみたかった…それだけですわ」

有栖「満足したかしら?」

純恋子「ええ、思っていたより躊躇なく手を下せるので驚いたくらい」

有栖「表情一つ変えずによく言うわ」

純恋子「でも」

有栖「何よ?」

純恋子「来栖さんを一緒に連れていくのは良いのかしら?」

有栖「残して行くわけにもいかないでしょ…期間だってわからないしあの娘は私がいないとダメだし…」

純恋子「自分の首を絞める事になっても?」

有栖「そんな覚悟数年前に済ませたわ」

純恋子「なるほど」

有栖「…なんなのよ私達の事なんて気にかけるとかキャラじゃないでしょうに」

純恋子「あら私はあなたの事嫌いじゃなくてよ?」

有栖「はぁ!?」

純恋子「あなたの狂気の狭間で足掻く姿はとても私好みですもの」

有栖「………はぁ」


来栖「姉様、今のは品がないです」

有栖「だってこいつが…」

純恋子「こいつ呼ばわりとは品がないですよ有栖さん」

有栖「う」


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