過去ログ - 咲「染谷先輩のことが好きなんです」
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10: ◆JTwkcyvOh2[saga]
2014/09/12(金) 01:23:46.69 ID:OyAv2b9V0
咲「一応は恋人同士にはなったんだし、これから先輩に私を好きになってもらえばいいんだよね」
そう決意を新たに私は拳を握った
が、現実はそう甘くはない
11: ◆JTwkcyvOh2[saga]
2014/09/12(金) 01:25:45.04 ID:OyAv2b9V0
部活の帰り道、意図せず私の隣に先輩が並んで歩いていて
しかも他の皆とは若干距離が空いている
チャンスだと思った私は、隣を歩く先輩に一度視線を向け
12: ◆JTwkcyvOh2[saga]
2014/09/12(金) 01:27:59.62 ID:OyAv2b9V0
まこ「なぜ手をつなぐ必要があるんじゃ?」
先輩のその言葉に、私は一気に心臓が冷えた気がした
さっきとは別の意味で、顔があげられない
13: ◆JTwkcyvOh2[saga]
2014/09/12(金) 01:30:17.69 ID:OyAv2b9V0
そしてまた別の日、今度は部の皆で昼食を取るための学食に入った時だった
食堂の中はまだ人はまばらで
先に食堂に来ていたのは先輩と和ちゃんだけだった
14: ◆JTwkcyvOh2[saga]
2014/09/12(金) 01:32:23.49 ID:OyAv2b9V0
さて、どっちの隣に座るべきか…と考えた場合
ここはやはり自分としては先輩の隣に座りたいと思った
けれど、
15: ◆JTwkcyvOh2[saga]
2014/09/12(金) 01:34:20.99 ID:OyAv2b9V0
まこ「どうしたんじゃ咲?座らんのか」
先輩がふと本から目を離してそう言う
私は少し考えた後、意を決して口を開く
16: ◆JTwkcyvOh2[saga]
2014/09/12(金) 01:38:18.07 ID:OyAv2b9V0
咲「…そうですね」
私はそう言うとそれ以上は何も言えず、和ちゃんが先ほど座っていた席の隣に座る
先輩は相変わらず本に視線を向けている
17: ◆JTwkcyvOh2[saga]
2014/09/12(金) 01:40:50.19 ID:OyAv2b9V0
あの図書室の告白から一週間が過ぎ、二週間が過ぎ……三週間目も過ぎた
それでも私と先輩の仲は前と変わることはない
先輩は依然と変わらず日々を過ごし、私だけが必死になって空回っている
18: ◆JTwkcyvOh2[saga]
2014/09/12(金) 01:42:42.37 ID:OyAv2b9V0
そんなことを考える時間が増え始めていた
そんなときだった
久「まこ、昨日うちにコレ忘れていったわよ」
19: ◆JTwkcyvOh2[saga]
2014/09/12(金) 01:44:47.50 ID:OyAv2b9V0
久「ええ、まことは休みの日にうちで話をすることが多いわね」
まこ「他にも部活のことで話し合うこととかあるからの」
優希「休みの日まで顔合わせるなんて仲いいじぇ」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/12(金) 01:45:48.47 ID:v2CBco9wO
>>8
あえて触れるならブス同士だってならお前に被害はないだろ、見るに耐えないとかなら見るな。
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