24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/13(土) 00:24:01.45 ID:nydylOPI0
また別の日は、
「ちょっと小耳に挟んだんだけどな」
「どうせ、あんたの妄想でしょ。あんたに話し相手なんていないもん」
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2014/09/13(土) 00:24:45.50 ID:nydylOPI0
「どいつもこいつもまともな奴だったからか?
例えば、日曜日に駅前に待ち合わせ、行く場所は映画館か遊園地かスポーツ観戦、ファーストフードで昼ご飯食べて、
うろうろしてお茶飲んで、じゃあまた明日ね、みたいな感じの?」
「それのどこが悪いのよ!だいたい、勝手に人のデートをでっち上げないで!」
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2014/09/13(土) 00:25:36.83 ID:nydylOPI0
「問題は、くだらない男しかこの世に存在しないのかってことだろ?
だからそんなにイライラしていると」
「勝手に決めつけないでよ!イライラしてるのはあんたに対してよ!」
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2014/09/13(土) 00:26:04.42 ID:nydylOPI0
「待て!俺だってハルヒの意見に否やはない。転校生の美少女が実は宇宙人と地球人のハーフであったりして欲しい
俺も協力する!だから宇宙人とかを探そうぜ!」
「だから!」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/13(土) 00:41:38.45 ID:nydylOPI0
そんな顔してると本当にアホみたいだぞ、谷口。
「ほっとけ。んなこたぁいい。それよりお前、涼宮に嫌がらせをするのを止めろ」
「嫌がらせって何のことだ?」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/13(土) 00:48:45.24 ID:nydylOPI0
>>28
一番上の行が抜けていました。
休み時間、谷口が難しい表情を顔に貼り付けてやって来た。
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2014/09/13(土) 00:50:04.25 ID:LYqZVT9+0
チラ裏の御仁か?
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/13(土) 01:42:27.21 ID:nydylOPI0
「あたしも言いたいことがあるな」
いきなり女の声が降って来た。軽やかなソプラノ。
見上げるとクラス委員である朝倉涼子の作り物でもこうはいかない笑顔が俺に向けられていた。
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/13(土) 01:43:30.00 ID:nydylOPI0
「それじゃあ、涼宮さんに話しかけないであげてね。仲良くできなくても不愉快は避けたいじゃない?よろしくね」
よろしくね、と言われてもな。
「これから何か涼宮さんに伝えることがあったら、他の人を通してね」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/13(土) 01:44:05.43 ID:nydylOPI0
席替えは月に一度といつの間にやら決まったようで、
委員長朝倉涼子がハトサブレの缶に四つ折にした紙片のクジを回して来たものを引くと俺は中庭に面した窓際後方二番目となった。
その後ろ、ラストグリッドについたのが誰かと言うと、なんてことだろうね、涼宮ハルヒが虫歯をこらえるような顔で座っていた。
その日の休み時間、朝倉がハルヒに話しかけてた。
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2014/09/13(土) 01:45:23.55 ID:nydylOPI0
「生徒が続けざまに失踪したりとか、密室になった教室で先生が殺されてたりとかないかな?」
俺はハルヒに話しかけた。
「……物騒な話ね」
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