過去ログ - ことり「あなたのうしろの歩き方」
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11: ◆khUorI/jDo[saga]
2014/09/12(金) 23:13:14.48 ID:Xj6weQr8o
海未「ことりには服飾の才能があります。メイドカフェでの人気だって一番なんですよ。
   μ'sの活動も私や真姫よりも負担が大きいのにしっかりこなしています」

海未「それだけの素質があって、努力が出来て…私や穂乃果の後ろをついて歩くだけなんてもったいないです。
   本場で勉強が出来れば、誰かの後ろについていくのではなく、誰かの前に立てるあなたに――」

ことり「…ねえ海未ちゃん、誰かの後ろって、そんなに悪くないんだよ?」

ことり「誰かの後ろにいるって事は、その人についてたくさんの事が見えるって事なの。
    前にある何を見てるのかな、とか、何を気にしてるのかな、とか、…何を、怖がっているのかな、とか」

ことり「緊張してピンて伸びた背中や、怒って震えちゃう肩、とぼとぼしちゃう足運びとか…
    きっと自分ひとりじゃ気付けない動きに…すぐ後ろにいることりだけが気付けるの」

ことり「その人がいつか前に進むことが怖くなって後ろを振り返ったとき、
    ことりが笑いかけて、がんばれって、服を作って、かわいくしてあげて――背中を押してあげられたら、ことりも嬉しいんだ」

海未「――その誰かが、後ろにいることりに気付いてくれるとは限りません」

ことり「それでもいいの。それに…海未ちゃんや穂乃果ちゃんみたいな人が、ことりの事に気付いて手を引っ張ってくれるから」


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