過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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5: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/09/12(金) 23:10:21.89 ID:AzgQZOoUo

明星「…まぁ、これで京子さんが立ち直ってくれるなら私は何の文句もありませんけれどね」

京子「明星ちゃん、ありがとう」

明星「…別にお礼を言われるような事はありません」

明星「実際、私は京子さんが多くのものを奪われたのを知って…その上で新しく出来たものまで諦めろとそう言っている訳ですから」

明星「こうやってその分を穴埋めするのは当然の事です」

京子「明星ちゃん…」

そう言って軽く顔を俯かせる彼女の表情は自分を責めているものだった。
さっきも軽く口にしていたそれは、どうやら思った以上に彼女の胸を突き刺していたらしい。
俺としては釘を刺して貰えた程度にしか思ってなかったけれど、明星ちゃんにとってはそうじゃなかったのだろう。

京子「…じゃあ、明星ちゃんはこうして私に優しくしてくれているのはその穴埋めだけが理由なの?」

明星「それは…」

京子「違うでしょう?私は明星ちゃんがそんなドライな子だとは思っていないわ」

京子「寧ろ、貴女はとても優しくて、情熱的な子よ」

まぁ、その情熱の殆どが霞お姉様に向いている訳だけれども。
しかし、それでもこうして俺の手を取ってくれた彼女の中に情や優しさと言ったものがないとは思えない。
流石に霞さんに対するそれには負けるけれど、小蒔さんを始め、皆の事を大事に思ってくれている。
自意識過剰でなければ、それはきっと俺も例外じゃないんだろう。



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