過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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645: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/12/10(水) 21:29:21.03 ID:kdpcyY3Po

京子の防御は鉄壁で正攻法では到底、突破出来そうにない。
少なくとも湧は全力で枕を投げても、京子に当てる自信はなかった。
だが、その防御は鉄壁ではあれど、決して完璧ではない。
京子が人間である以上、それを受け止めるのは二本の腕しかないし、反応も視覚頼りのもの。
自分がさっきやられたように隙を作る事は幾らでも出来る。

―― 実際、それは途中まで上手くいっていた。

湧の立てた戦術は決して複雑なものではなかった。
枕によって相手の死角を作り出し、その間に京子へと接近する。
勿論、それは複雑ではなくても、簡単なものではない。
自分が接近している事に気づかれない為には死角を作る枕を延々と京子に向かって投げ続けなければいけないのだから。
幸い、畳の上に転がる無数の枕を蹴る事によってそれは達成出来るが、重い枕を正確に同じ場所へと蹴りこむのは難しい。
けれど、空中で、しかも、足からの投擲であっても、狙った場所に当てられる湧にとって、それは決して不可能な事ではなかった。

湧「(…じゃっどん!)」

京子が接近する湧に気づいたのは三歩の距離だった。
最早、近距離とそう言っても良い場所で、湧は感嘆の声を浮かべる。
正直、彼女はここで京子が気づくとは思っていなかった。
三発目を弾いた瞬間、内心、勝利を確信したくらいなのだから。
だが、京子はただ気づいただけではなく、盾としても使える枕を自分から捨てた。
その両手はフリーになり、自分の攻撃を受け止められるようになっている。



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