過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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750: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/12/27(土) 01:13:44.82 ID:pzGndJhWo

京子「(…味方である小蒔さんの事…だよな)」

小蒔「…」

卓へと座る小蒔さんの表情は先鋒戦と同じだった。
真剣そうなその表情は頑張り屋である彼女らしいものである。
少なくとも、ついさっきまで味方であった人たちの敵になる事への忌避感はないらしい。
それに安堵する反面、何故か俺は不安な気持ちを拭い去る事が出来なかった。

京子「(…何か…思い違いをしているような気がするんだよなぁ…)」

こうして俺達の代表として中堅戦へと挑む彼女の姿を見ると余計にそう思う。
しかし、その『何か』を俺ははっきりと言葉には出来なかった。
漠然とまずいような気がするものの、それが何なのか俺自身にも分からない。
その気持ち悪さの理由を何とか見つけようと見つめる俺の前で中堅戦が始まった。

京子「(…大まか、予想通りの展開…)」

先鋒戦とは違って、中堅戦では藤原さんのような飛び抜けた雀士がいない。
強いて言うなら小蒔さんがそれに該当するが、オカルトなしの彼女は平常時の俺とそれほど実力が変わらないんだ。
目に見える点棒ではなく場のコントロールを重視する春からすれば、先鋒戦よりも今の方がよっぽど戦いやすいだろう。
少なくとも小蒔さんが神降ろしを使わなければ、主導権は春から移動する事はまずない。



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