過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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835: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:28:59.19 ID:0atWxBSHo

京子「(…ありがとな、神様)」

―― 礼などいらん。それよりも…。

京子「(…あぁ)」

霞「…」ゴゴゴゴ

京子「(元々、ヤバい人だったが、今はそのヤバさがはっきりと目で分かるくらいにヤバい)」

京子「(全力でやらなきゃ…間違いなく喰われる)」

既に霞の支配は卓上を覆うようにのしかかっていた。
自身のそれを上書きするようなその力に京子の本能が危険を訴える。
ともすれば、牌の位置が分からなくなりそうなくらいに濃いそれは、本来ならば決して近寄ってはいけない類のモノだ。
霧島神鏡にて過ごし、神を降ろす事でオカルトに触れた京子にとって、その中に手を突っ込む事さえ躊躇したくなるような光景。
その源で平然と牌を構える霞に京子はどうしても恐ろしいものを感じてしまう。

京子「(こんなものを降ろすなんて霞さんは一体、どんな過去を…)」

京子「(いや…ダメだ)」

京子「(今は目の前に集中しないと…!!)」

ふと気づいた時に胸中に浮かびそうになる同情心。
それを思考から引き剥がしながら京子は牌を打つ。
無論、荒ぶる神を降ろしているのもあって、その打牌は軟弱であったり、日和ったりしているものではない。



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