過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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851: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:40:10.73 ID:0atWxBSHo

京子「…ふぅぅぅぅぅ」

京子「(…落ち着け、俺)」

京子「(確かに俺が積み重ねてきたものは全部、帳消しにされた)」

京子「(点差はもう絶望的と言って良いレベルになってる)」

京子「(だけど、だからって椅子に身体を預けてて良い訳じゃないだろ)」

京子「(まだ勝負は終わってないどころか…折り返しに来たばっかりなんだ)」

京子「(俺のオカルトは霞さんにだって通用していたし、まだチャンスはある)」

しかし、そこで京子は腐らない。
無論、既に神降ろしによる力は感じず、自分が平常時の状態に戻っているのは京子にも分かっていた。
だが、だからと言って、ここで諦めるような精神ならば京子は今まで麻雀を続けてはいない。
例え、自分が勝てなくても最後まで麻雀を楽しめる強靭なメンタル。
それこそが綱渡りに近い京子の麻雀を何より支えているものだった。

京子「(…その為にも俺がするべきは…)」

「ぅ…」

既に九州赤山の二人は霞に半ば飲まれていた。
独走と言っても過言ではない点差から飛び出した三倍満。
京子以上に点差が絶望的になった二人には諦めの色が浮かび始めている。
親が代わって牌をツモる動作にも力がなく、心も折れそうになっていた。



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