過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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859: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:44:42.52 ID:0atWxBSHo

京子「(…今のままじゃ…足りない)」

京子「(霞さんに勝つには…もっと今までとは違う何かが必要だ)」

京子「(神降ろしだけじゃない…俺が使える新しい手札…)」

京子「(それがなければ…何時か必ず追いつかれる…!!)」

京子「ツモ。3200オールです」

そんな事を思っても局は進んでいく。
霞は自身の能力によって影響力は減ってはいるが、完全に京子の能力と無縁では居られない。
何時もよりも引きが悪く、手が重くなっていっているのが分かっていた。
しかし、霞はそれに焦燥感を覚えたりはしない。
こうやって詰められた点差はまだ半分にも満たないのだから。
座して期を待つだけの点棒は仲間が、そして霞自身が手元にしっかりと残していた。

京子「(…まったく動じてない…)」

京子「(ホント、少しは狼狽してくれたらこっちも希望が見えてくるのにさ)」

京子「(手堅いったらありゃしねぇ…)」

京子「(…でも…)」

そうやって悠々と構える霞からのプレッシャーはさっきよりも大分、マシだった。
泣いても笑っても、このオーラスで決着が着いてしまうのだから。
どんな形であれ和了られたらそこで終わってしまう現状、霞の高火力は怖くない。
結局のところ、どっちが早く和了るかのスピード勝負が続いていくだけなのだ。
それは失敗したら即座に終了してしまう綱渡りのようなギリギリの勝負ではあるが ――



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