過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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867: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:49:25.76 ID:0atWxBSHo

京子「(…でも…耐えられないほどじゃない…!)」

本当に気を抜けば意識を失いかねないほどの衝撃。
しかし、それも鹿児島に来てから否応なく精神力を磨き続けるしかなかった京子ならば耐えられないものではなかった。
何より、京子の腹の中に生まれた『何か』は今、活力を奪い取りながら研磨されていっている。
より先鋭的に、よりシャープに、より薄く。
漠然とした塊のようであったそれが武器としての形に近づいていく度に京子は感じる。
これならやれる。
これなら霞の手を止める事が出来る。
まだ一度も使っていない力にそんな確信を得られているからこそ京子はそれを耐え切る事が出来た。

―― さぁ…行くぞ…!

京子「(あぁっ!)」

霞「…え?」

瞬間、強く応えた京子の言葉と共に卓上を白銀の剣が駆け抜けた。。
京子の後ろから卓上を薙ぎ払ったその剣は、ずっと卓へと掛かっていたモヤを切り払う。
まるでその一撃で源を破壊されてしまったように卓上から霧が一気に引いていった。
たった一刀にて卓上を変えてしまった強大な剣。
国家開闢の異名そのままに支配を塗り替えるそれに霞は驚きの顔のまま固まっていた。


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