過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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873: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:54:27.43 ID:0atWxBSHo

京子「(…だけど、この力があるだけ大分、違う)」

京子「(霞さんの手はオカルトによって作られているんだから)」

京子「(テンパイ気配さえ見逃さず…要所要所でこの力を使っていけば…霞さんを抑えられる…!)」

京子が新しい能力を手に入れた以上、これはもうどっちが先に和了るかというスピード勝負ではない。
スピードも決して無関係ではないが、それ以上に大事なのは京子がミスをするかしないかだ。
相変わらず失敗即敗北な状況は変わっていないが、さっきよりも大分、勝機が見えてきていると京子は思う。
それはこれまで自分が積み重ねてきたものにそれなりの自信があるからだ。

京子「(何せ…ずっと化物みたいな連中とばっかり戦ってきたからな)」

清澄でも永水女子でも、京子の周りにいるのは下手な打ち方をすれば即座にこっちを飛ばしてくる化物ばかりだ。
ろくに和了れないという自分自身の特性もあって、自然と防御の方が鍛え上げられてしまったのである。
勿論、それは決してベタ降りを繰り返すような消極的な打ち方の事ではない。
相手のテンパイを読み、待ちを予測し、懐に飛び込みながらも、こっちもジリジリと前へと進む。
そんな攻撃的な防御こそ、京子が一年間、苦しみながらも目指していたものだった。



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