過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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880: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:58:54.97 ID:0atWxBSHo

京子「(…後…もう少し…)」

京子「(後もう少しだけ耐えれば…それで良いんだ)」

京子「(だから…)」クラ

春「京子…!」

京子「…大丈夫よ、春ちゃん」

京子「ちょっとフラついただけだから」

春「……でも」

京子「…安心して。私は必ず勝つわ」

京子「皆の気持ち…絶対無駄にしないから」

それに気持ちが緩みかけた瞬間、京子の身体が大きく揺れる。
今にもそのまま床へと堕ちてしまいそうな身体は春の言葉によって何とか踏みとどまった。
そのまま心配させまいと春に強い言葉を返すが、既に京子の身体は限界に近い。
度重なる能力の使用が京子の身体からあらゆる力を奪い取り、今やそうやって踏みとどまって自分を支える力さえ気力を振り絞らなければ出てこないのだから。
思考と集中を持続させる脳の痛みは激しくなり、今すぐに休ませろとそう訴えている。

霞「(…負けてあげても良い…なんて失礼よね)」

無論、京子がここまで消耗する原因となった霞とて本当は京子の事を休ませてやりたい。
しかし、今も霞は京子にとって紛れもない敵なのだ。
自身の気持ちに応えようと全力以上を振り絞って戦い続けている京子に情けなど掛けられない。
例え、京子がどれだけ限界であったとしても、自分もまた全力を出しきり、そして京子に勝利しなければいけないのだ。



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