過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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903: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 01:14:30.74 ID:0atWxBSHo

明星「……はい。私はここにいますよ、京子さん」

その応えはとても小さなものだった。
さっきの呟きとほぼ同じような声はきっと誰も気づかない。
しかし、それでも明星にとってそれは大きな一歩だった。
地方予選からずっとギクシャクとし続けていた自分が、自発的に踏み出した一歩。
周りに促されるのではなく自分の意志で京子に対して踏み込んだ自分が今の明星は誇らしい。

明星「(もうちょっと頑張ったら…京太郎さんとまたお話…出来るよね)」

明星「(今までみたいにからかったり…からかわれたりして…)」

明星「(皆と同じように…とっても仲良くなって…)」

明星「(それで…一緒に…手を繋いで…デート…なんかしたりして…)」

明星「(デートの最後に…ライトアップされた公園で告白されて…)」モジモジ

元々、明星は夢見がちな性格だ。
普段は現実的で理性的な思考がそれを抑えているが、それはたまに忘れたようにして顔を出す。
しかし、それは最近、霞に甘える自分ではなく、京子と一緒にいる瞬間を描き出す事が多かった。
だが、鈍感な明星はその意味にも気づかず、何処か照れくさそうに身体を揺れ動かさせる。



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