過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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968: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/02/01(日) 21:57:47.01 ID:V7RiSmpDo

巴「だから、ちょっと前倒しのプールみたいなもんだと思って一緒に入らない?」

京太郎「……」

…さて、どうするかな。
正直なところ、既に外堀は埋められきってしまった感はある。
この期に及んで小蒔さん達の混浴を必死になって拒むだけの理由はもう俺には見当たらない。
女性陣は接触を断つのなら構わないとそう宣言してくれて…そして俺自身、それなら大丈夫だと思う部分はあるのだから。
ただ、それでもなんとなくふんぎりがつかない感じがするのは…やっぱり俺自身が前回の二の舞いを心から恐れているからなのだろう。

小蒔「…あの」

京太郎「え?」

小蒔「私も…京太郎くんと一緒にお風呂に入りたいです」

京太郎「いや…でも…」

小蒔「勿論、京太郎君がそれを嫌がっているのは分かっています」

小蒔「でも…私はどうしても京太郎君をこのままにはしておけません」

小蒔「私はきっと…まだ男の人の事を全然分かっていないけど…」

小蒔「だけど…私にとって京太郎君は巴ちゃん達と同じくらい大事なんです」

小蒔「だから…お願いします」

小蒔「一人で寒いのを我慢なんてせず…私達と一緒に暖まってください」

京太郎「……」

小蒔さんのその言葉はとても真剣なものだった。
心の底から俺の事を心配してくれているであろう彼女に、俺の中の躊躇いが溶けて行く。
…無論、『本当に良いのか?』って言う気持ちはまだあるけれど、それでも…小蒔さんにここまで言わせて拒む事なんて出来ない。
そもそも…彼女たちは皆、混浴でも良いと言ってくれて…後は俺の気持ち次第だったんだから。
絶対に前回のような事はしない、とそう決められるだけの意思があれば、こんなにウジウジと悩む必要はなかったのだろう。



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