過去ログ - 草加雅人「アイちゃん虐待も、乾巧って奴の仕業なんだ」(グロ注意)
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◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/09/13(土) 00:22:48.04 ID:m4MKaQmH0
「きゅぴぃ・・・、まりぃ・・・。あいちゃんじゃない・・・!」
「く・・・、う、腕が割れるように・・・!」雅人は痛みに呻き声をあげる。
「大丈夫!草加くん?」
真理は駆け寄って雅人の腕に優しく触れる。
「きゅぴぃ・・・、あいちゃんちがう・・・!」
尚もアイちゃんは無実を訴える。
だが、真理にとっては、アイちゃんが悪いイタズラをして雅人を傷つけたのに、尚も言い訳をして逃げようとしてるように見えた。
そんなみっともない様に、真理の怒りは爆発した。
「いい加減にしなさい!」
「きゅぴ・・・」
その怒号に赤子も沈黙せざるを得ない。
「ほら、ちゃんと草加くんに謝んなさい! ごめんなさいは・・・?」真理が赤子に謝るよう促す。
「ご、ごめんなちゃい・・・!」
仕方なく、アイちゃんは謝罪の言葉を口にした。
「ごめんね草加くん・・・、腕は大丈夫?」
「真理。ほんとに気にしなくていいんだ・・・! 赤ん坊ならこれくらいよくあることさ・・・」
真理は雅人の腕に手を触れる。雅人は痛いふりをして顔をわざとらしく歪める。
「ごめん、草加くん・・・。あとは私が面倒みるから・・・。休んでて・・・」
「すまない。オルフェノクの相手はできても、赤ん坊の相手すらできないとは、情けない・・・。
そういえば、超能力を使うオルフェノクには苦戦したっけな・・・」
自嘲するセリフを放ち、雅人は腕を抱えながら横になる。彼を見届け、真理はアイちゃんを抱き、一階へと戻った。
「きゅぴぃ・・・。アイちゃん悪くない・・・」
「もう! ちゃんと反省しなさいよ・・・!」
赤子を叱る真理の声を扉越しに聞きながら、雅人は自室のベッドの上で声を押し殺して笑っていた。
笑いながら、ウェットティッシュを手に取り、丁寧に手指を拭った。
汚い赤子に触ったためだ。無理もない。雅人は手指を吹きながらそんなことを考えていた。
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