過去ログ - 【ジョジョ×】デート・ア・ライブ クロス 吸血鬼リザレクション【デトアラ】
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531:名無しNIPPER[saga sage]
2015/03/14(土) 19:59:03.31 ID:zR4sAUO+0
DIO「理解が早いな。それほどまで頭が回るというのになぜここまで追い込まれたのだ。
  もっと早くに俺の策に気付くことも考えようでは可能であったはずだ、それを欠くほどなぜ、なにに焦りを感じている」

狂三「……さあ、DIOさんにするような話ではございませんわ」

DIO「強がらず話してみろ。俺は確かに貴様を殺そうとし、貴様自身このDIOを殺そうとしたが、それは一度おいておいてだ」

DIO「俺にはクルミの過去も考えも解らないし、ましてやどういった目的で捕食しようとしたのかさえ理解できないが、その焦りを解消することぐらいはできる、その可能性があるのだ」

狂三「きひ、ひひひ……随分と甘い誘惑ですわね。そうやって数々のヒトの人生を根から狂わせていったのでしょう?」

DIO「フン、誰だって心の奥底には解消しきれない不安、すなわち恐怖というものを抱いている。俺はその恐怖を拭う布を差し出してやったまでだ」

狂三「そうですの? 果たして本当にそうであったと言い切れますの? その手助けは、手駒を増やすためだったのではなくて?」

DIO「それこそ話す必要はないと思うのだがね」

狂三「ふふふ……図星の様ですわね。確かに今は話す必要はないことですけれど」

DIO「どうでもいいことだ。ましてや貴様には特にな」

狂三「DIOさんは月のようなお人ですこと……その払いのけようとする仕草でさえ、気を抜けば飲まれてしまいかねない怪しい色気を帯びていますわ」

狂三「なんとなく理解できますわ。なぜ次々とヒトがDIOさんに魅せられていくのか……この、『悪のカリスマ』に仕えてしまうのかが」

DIO「さあ……」


嗚呼、このわたくしでさえ――


DIO「そんなことはおいておいて、だ……」


知らないうちに、思考がDIOさんのことで埋めつくされていく――


DIO「話しを聞かせてくれないか……」


心の隙間に忍び込んできて、もう、わたくしは――



















DIO様なしではいられない――――
















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