過去ログ - 【ジョジョ×】デート・ア・ライブ クロス 吸血鬼リザレクション【デトアラ】
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578:名無しNIPPER[saga sage]
2015/06/22(月) 00:13:30.23 ID:ywDKdokj0



???〜〜〜


DIO「ようやっと感覚が戻ってきた。『世界』の真の能力が無意識下で発動していたのは驚いたが、偶然にしては都合のいい展開ではある」

DIO「……しかし、再び発動するトリガーがない。やはり世界の理を書き換えてしまった影響か?」

DIO「フン。いや、気にする必要はない。俺には狂三がいる以上焦る意味がないからな」

DIO「それはそうと狂三のやつ、どこにいったのだ。奴の天使とかいう『幽波紋』の様な力が、今は何よりも必要不可欠だというのに」


雷の様に逆立った髪を夜風が遊ぶ。
眼下に広がる街のネオンを目にすれば氷の様な無表情を少し緩め、不敵に笑む。


DIO「もとの世界に戻る必要があるが、この世界でやっておかなくてはならないことも多い。まずは狂三の様な特殊な存在の血を得ることだ」

DIO「俺の予想ではこれまでにない力(パワー)を得ることが可能だろう。……そして、"エンヤの所持していた物と同じ槍"の取得だ」

DIO「恐らくは存在しているはずだ。それさえ手に入れれば後はなにもいらん、なにもな」


語る様な調子で独り言を発し、なにかを掴むような動作を行う。
そしてその身を翻し、建物の陰に消えた。


フラクシナス 休憩スペース〜〜〜


狂三「でも、その代わりに貴方がたにやっていただきたいことがありますの」

琴里「なんのつもりかしら? 貴方がもたらす情報に果たして信憑性があるの?」

狂三「頑固ですわねぇまったく、このわたくしが親切にもこんな処まで足を運んできましたのよ?」

琴里「そうよ、どうやったら貴方がここまでこれるわけ? ここは天宮市上空高度1500kmなのよ?」

令音「……それに不可視迷彩と自動回避も作動している。どうやっても探知されるはずはないのだがね」

狂三「ええ、そうですわ。わたくしにしてはこんな場所に来ること自体困難です」

琴里「だったらっ!」

狂三「でェ、もォ……"過去の記憶"から逆探知することぐらいでしたら可能ですわよ」

令音「……シンか」

琴里「まさか、士道の記憶を覗いたっていうの?」

狂三「感が冴えているのですね、そうですわ。わたくしとしては"わたくし"が見つけてくれた方が効率がよかったのですけれど……」

琴里「ッ、このっ……!」

令音「……止めたまえ、琴里。落ち着くんだ」

琴里「落ち着いてるいられるような状態じゃないでしょ!?」

令音「……司令官である君が取り乱してどうする」

琴里「……、わ、わかったわよ」

狂三「……ふふ、話は理解されたようですわね」

琴里「ええ、そうね。……で、やってほしいことってなによ」

狂三「やっと乗る気になったようですわね。いいですわ、わたくしがDIOさんの居所を話す代わりにやってほしいこと、伝えましてよ?」

狂三「貴方がたには、"わたくし"を探してほしいのですわ」

琴里「……えっ?」



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