過去ログ - しばふ娘たちと過ごす日々・抄
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45: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/15(月) 10:42:06.64 ID:LwALfhqW0
提督「恥ずかしいなら言わなければいいだろうに。・・・たまらんけど、ちょっと照れる」

提督「……」

提督「しかし、もうこんな季節か。」

提督(実家の梨園もそろそろ収穫の時期だろう。・・・昔はよく手伝わされたものだ。豊水だか幸水だかに、長十郎、それから・・・)

提督「愛宕。食いたいなぁ」

(・・・)ヒソヒソ

提督「・・・実家に電報でも送っとくか」

(・・・!!)

バァン

大井「て、提督?」

提督「お、おう・・・?ノックもなしにどうした、大井?」

大井「あ、すみません。艦隊が帰投・・・じゃなくって!今の!どーいう意味ですか!?」

提督「今の?・・・ああ、独り言のことか。実家が梨農家でな。あっはっは」

大井「いや実家もそうですけど、その前!・・・な、何を、食べたいとか・・・」

提督「ああ、そこから聞かれてたか。愛宕ってのはな、こう、でっかくて、瑞々しくて、甘い香りで」

大井「甘い香り!?そこはかとなく背徳な・・・!」

提督「そう!甘いんだけど〜、つい手を出しちゃいたい背徳感な。夕飯食べられなくなるし、太るし」

大井「いやあああ!?なんかぞわっと・・・!?」



大井「……」

大井「・・・は?農家?太る?」

大井(あ、そういうこと・・・。察するに、なんかの品種ってオチね)

提督「ん?」

大井「あ、いえ。何でもないです」

提督「そうか。・・・ところで、報告は君だけで来たのか?」

大井「いえ、そういえば・・・。さっきまで夕張さんがいらしたんですけど・・・。」

提督「ふむ」

大井「私が騒いでたから引っ込んでしまったんでしょうか」

大井(・・・ホントはさっき寮のほうに走ってっちゃったんだけど。今頃面倒な事になってるだろうなぁ)

提督「わかった。下がって休養してくれ」

大井「はぁい」

大井(それにしてもあの子、あんなに速く走れたのね・・・。)


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