114: ◆.sCYuUK5Ro[saga]
2014/09/30(火) 11:45:14.25 ID:TNrlxL7gO
[数日後]
@上条家の前
さやか「……」
杏子「会いもしないで帰るのかい? 今日一日追いかけ回したくせに」スタスタ
さやか「……あんた、誰?」
杏子「ああ、そっそっか。あんたあの時気絶してたんだっけ。そりゃ、あたしの顔見てもわかんないよね」
さやか「……! もしかして、あの時の四つ脚……」
杏子「そ、佐倉杏子ってんだ。よろしくな」
さやか「お前……! 何しに来たのよ!」
杏子「キュゥべえから聞いたよ。この家の坊やなんだろ? あんたが契約した理由って。全く……たった一度の奇跡をくだらねぇことに使い潰すとはね」
さやか「お前なんかに……何がわかる!」
杏子「わかってねぇのはそっちだバカ。魔法ってのはな、徹頭徹尾、自分の望みを叶えるためだけに使うモンなのさ。他人のために使ったって、ロクなことにならねぇ。巴マミは、そんなことも教えてくれなかったのかい?」
さやか「何を……!」
杏子「惚れた男モノにするなら、もっと手っ取り早い方法があるだろ? せっかく魔法とACがあるんだからさ、坊やの両手両足全部潰して使えなくしてやれば良いじゃん。あんた無しでは生きていけない身体になりゃ、間違いなく坊やはあんたのものだ。身も心も全部、ね」
さやか「……許さない。絶対に……お前だけは絶対、許さない……!! 今度こそ必ず……」ギリギリ
杏子「場所変えよっか。ここじゃ満足に暴れられねぇし」
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