121: ◆.sCYuUK5Ro[saga]
2014/09/30(火) 17:07:09.24 ID:LNNY+6nQO
@さやかの部屋
さやか「……騙してたのね、あたし達を……」
キュゥべえ「そんなつもりはないよ。僕はただ、魔法少女にならないかと話を持ちかけただけだ。それに応じたのは、君の意志じゃないか」
さやか「そういうことじゃない! 何で今まで黙ってたの!? どうして教えてくれなかったのよ! それに、こんな身体にしてくれて……あんた一体、何がしたいのよ!!」
キュゥべえ「質問が多いね。僕が答えるとでも?」
さやか「ッ……!」ギリギリ
キュゥべえ「そもそも君達人間は、魂の存在など最初から認識できていない。魂の場所が変わったところで、何の不都合もないはずだ。それに……あえて言うなら、君は戦いというものを甘く見すぎているね」
さやか「……!!? がァッ……!」ドタリ
キュゥべえ「これが、今まで君が忘れていた身体の“痛み”だ。肉体が魂に直結していないおかげで、痛覚は短時間で消滅するけど、普通の人間だったら今頃のた打ち回って動けないところだよ」
さやか「あ……う……」
キュゥべえ「君達は贅沢だ。痛みを消すことができて、戦いの代償に奇跡まで叶えてくれる。僕が元いた世界では、そんな都合のいい者はいなかったよ。もっとも、ACを扱える人間は特別ではなかったがね」
さやか「……何で、どうして…………あたし達を、こんな目に……」
キュゥべえ「戦いの運命を受け入れてまで、君には叶えたい望みがあった。それも、人の力では絶対に叶わない願いをだ。そしてそれは、間違いなく実現した。代償としては軽すぎる方だ」
さやか「…………」フラフラ
キュゥべえ「戦いに慣れていけば、痛みを消すことだってできる。けど、その方法を知ってるのは僕だけだ。気になったら声をかけてくれて構わないよ。むしろ大歓迎だ」テクテク
さやか「……? ど、どういうこと……?」
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