7: ◆.sCYuUK5Ro[saga]
2014/09/14(日) 23:04:31.66 ID:2ytyF16D0
マミ「あなた達を襲って来たロボットと、私が乗ってたロボットが≪アーマード・コア(AC)≫と呼ばれる人型兵器。魔法少女の力の具現であり、そして、敵とも言える」
さやか「ええっと……ロボットに魔法? もう何がなんだか……わけわかんないですけど!」
マミ「魔法少女は、魔力の塊であるソウルジェムを手にすることでACを操れるの。だけど、UNACは違う。あれはただの人形、つまりは人が乗っていない無人機よ。彼らはひたすらに戦いと破壊を好み、無差別に人を殺す機械とでも言うべきかしら」
まどか「ひ、酷い……」
さやか「ええっと……つまりマミさんは、そのACっていうロボットに乗って、さっきのUNACとかいう敵と毎日戦ってるってこと? て言うか、そんなヤバい奴らがいるのに、どうして誰も気づかないの?」
マミ「UNACは結界の奥に隠れ潜んで、決して人前には姿を現さない。けど、獲物を見つけたらすかさず結界に誘い込んで、決して生かしては帰さない。誰も気づくはずがないわ。私だって、いつどこから撃たれるのかわからない……命懸けよ」
キュゥべえ「でもその代わりに、僕と契約を結んだ人間は魔法の力で願いを叶え、ACという強力な力まで手にすることができるんだ。全く悪い話ではないと思うけどね」
まどか&さやか「……」
マミ「キュゥべえはああ言うけど、簡単に決められることじゃないわ。キュゥべえに選ばれたあなた達はどんな願いでも叶えられるチャンスがあるけど、それと引き換えに死と隣り合わせの戦いを毎日しなければならないの」
まどか「うう……」
さやか「うわぁ、悩むなぁ……」
キュゥべえ「それでも決心がつかないなら、しばらくは彼女の戦いを見ているといい。それからでも遅くはないんじゃないかな。僕はいつだって構わないよ」
マミ「そうね。しばらくは私の戦いに付き合ってみて、UNACとの戦いがどういうものか、実際に目で見て確かめた方がいいわね。その上で、危険を冒してまで叶えたい願いがあるのかどうか、じっくり考えるべきだわ」
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