21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/15(月) 05:49:08.41 ID:ITItq/LU0
私はPさんを空港まで送った。
空港に来ると、いよいよなんだな…と思うと泣きそうになったが、こらえた。
小鳥「Pさん。もうそろそろ…ですね」
P「はい」
ターミナルに着くと、いよいよという気持ちがさらに強くなった。
小鳥「…Pさんならきっと大丈夫!」
Pさんは軽く微笑んで私を見てくれた。
P「ありがとうございます。小鳥さんも…みんなの事、お願いしますね」
小鳥「任せてください!」
私は胸を張って返事した。
まだ、時間はある。
他に…言いたいことはいっぱいあるけど…何を言えば…
P「小鳥さん」
Pさんは私の手をそっと握り、そのまま続けた。
P「日本に帰ったら、残りの人生を全部小鳥さんに捧げます」
小鳥「っ…」
ここで、そんな言葉は卑怯です。
我慢できなくなり、結局泣いてしまった。
小鳥「P…Pさん…寂しいです。行かないでほしいです。でも、待ってます、待ってます、から…」
結局、最後の最後で本心が出てしまった。
Pさんもきっと同じ気持ちなのに、私は我慢もできないで…
P「…帰りは遅くなるかもしれない、でも、絶対帰ります」
P「いってきます。小鳥さん」
私は涙をこらえて、Pさんに精一杯返した。
小鳥「いってらっしゃい、あなた」
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