2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/14(日) 23:35:05.17 ID:hdwyRXFHo
阿笠「まて新一!」
コナン「なんだよ博士……! 一刻も早くスイッチを押さねーと、またどこかの世界で光彦が殺されちまう!」
阿笠「それはわかっている! しかし、このスイッチは押して終わり、押せばみんな幸せ、大団円というようにうまくはできておらん」
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2014/09/14(日) 23:35:36.81 ID:hdwyRXFHo
コナン「自らの存在を消す……? つまり、死ぬってことか?」
阿笠「いや、死ぬよりももっと残酷な運命といっていいじゃろう」
阿笠「押した人間の骨も、髪の毛一本もこの世界には残らん……それだけではない」
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2014/09/14(日) 23:36:15.54 ID:hdwyRXFHo
阿笠「スイッチを作る上で、何とかこのデメリットをなくしたいと、何度も試行錯誤を行ったが……」
阿笠「どうしても、取り除くことはできなかった……」
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2014/09/14(日) 23:36:59.49 ID:hdwyRXFHo
コナン「正気か!? 博士!」
阿笠「ああ、正気じゃよ」
阿笠「ワシにはあいにく、嫁もおらんし……ワシ一人が居なくなったところで、困る人間なんておらんじゃろう」
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2014/09/14(日) 23:37:41.65 ID:hdwyRXFHo
コナン「バーロー、博士がいなくなって困る人間だって大勢いるんだよ」
コナン「第一、博士の発明が無かったら、小五郎のおっちゃんの探偵事務所なんてとっくの昔になくなってるぜ」
コナン「俺が事件を解決するうえで、博士の力がどれほど大きなものだったか……わかんねーのか?」
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2014/09/14(日) 23:38:12.42 ID:hdwyRXFHo
阿笠「……」
阿笠「……くっ」
コナン「ハハ、何50超えたおっさんが泣いてんだよ、みっともねーな」
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2014/09/14(日) 23:38:48.49 ID:hdwyRXFHo
コナン「……フゥ」
コナン「そんじゃ、光彦を助けてくるぜ」
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2014/09/14(日) 23:39:19.66 ID:hdwyRXFHo
……ここは
『ぎゃあああああああああああああああ』
……どこだ
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2014/09/14(日) 23:41:47.49 ID:hdwyRXFHo
……
……
……助けに来てやったぜ
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/14(日) 23:42:21.42 ID:hdwyRXFHo
……
光彦「……」
……
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2014/09/14(日) 23:42:57.40 ID:hdwyRXFHo
光彦「え?」
何人、何十人、何百人もの俺が……俺たちが、お前を痛めつけちまってよ
光彦「……」
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