過去ログ - モバP「ライブバトルの演出を変えたい?」速水奏 渋谷凛「Exactly」
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◆lyib6aREVo
[saga ]
2014/09/15(月) 00:39:05.12 ID:DRDJv+Q70
〜一週間前 ライブ会場〜
奏「ふむ……」
私を奏は興味深げな目で見ていた。その背後や足元には何百もの総軍(ファン)が蠢いている。
あの軍団をこれ以上指揮させてはいけない。たしかCGプロの武装親衛隊(ファンクラブ)は私のを除いても40師団ほどあったはずだ。たった三つの連携で一髪千鈞を拾った私に、あれ以上の波状攻撃は剣呑すぎる。
奏「確かに厄介だわ、その覇道」
奏「いいわ、では少し趣向を変えましょうか」
凛「……?」
不明なセリフに眉を顰めたのと同時だった。
奏「既に理解したと思うけど、私は私の軍勢(レギオン)を操れる」
聖槍(マイク)をこちらに向け、構えを取る奏。あそこから私を撃つつもり?
奏の一撃が指向性の大破壊をもたらすのは知っている……でもステージを跨いだこの距離では私には当たらない。いったい何を考えている。
奏「ボーカルに特化したアイドルには歌を、ダンスに特化したアイドルにはダンスアピールを、ビジュアルに特化したアイドルには、ビジュアルアピールを、各々得意とする分野を宛がい一つのライブの中でそれを指揮するのが、指揮官(センター)の冥利よ。有り体に言えば、人を操る手管……それに長けていなければ将(センター)にはなれない」
何だ……何が言いたい?
奏「故によ……こうは考えられないかしら?私は総軍の総てを知っている」
奏「その魂……その渇望、我が内海(ヴェルトール)に融けるいと小さき寵児たち……彼女達は私で、
私は彼女達よ」
奏「今や同化しているのよ、私達は」
聖槍が不気味に震えだす。同時に膨れ上がる暴力的な凶念と茸の匂い。
その匂いには覚えがある。まさか―
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