過去ログ - モバP「ライブバトルの演出を変えたい?」速水奏 渋谷凛「Exactly」
1- 20
5: ◆lyib6aREVo[saga ]
2014/09/15(月) 00:41:39.51 ID:DRDJv+Q70
奏「この身は悠久を生きし者。ゆえに誰もが我を置き去り先へ行く」

奏「追い縋りたいが追いつけない。才は届かず、生の瞬間が異なる差を埋めたいと願う。
故に足を引くのだ――水底の魔性」

奏 菜々「波立て遊べよ――Csejte Ungarn Nachtzehrer(拷問城の食人影)」

凛「―――ッ!?」

私の足元に影が迫る。この技も初見の技だが、直感的に理解した。この影に触れたらまずい。

凛「づあぁぁ――っ」
力の入れづらい体を無理矢理動かし、影から全力で逃れる。奏の口上から誰の創造かは察しはついた。

凛「菜々さんっ……!」

奏「そのはしこい足を封じてあげる。貴方を停止させるというのも中々皮肉だと思うのだけれど」

他人の足を引くという渇望。ふざけないで、こんなのは今の菜々さんの渇望じゃないし、私の超越とは別物だ。

私は仲間と何処までも疾走し、駆け抜けることを願う。この停止は私とは真逆だ、屈するんじゃない!!

凛「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

弱体化しているとはいえこちらは流出位階。幾ら奏の創造とは言え、私のルールの方が上位にある。迷うな――

いきなり百八十度方向転換し、助走を限界までつけて、私は影の海に突っ込んだ。

あれに触れれば一瞬動きが止まる。奏はその隙を見逃さない。なら、その隙を利用する―

凛「おおおおオオッ!」

迫る食人影の中心に一刀を叩きこむ。影は消えたものの……案の定、私の動きは減速する。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
56Res/49.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice