過去ログ - 絵里「つよくてにゅーげーむ」 part3
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302: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 00:35:44.91 ID:Hpc/7/Vc0
「……やっぱり」

さすが私ね。鋭いわ。

「ふぅん、そうかしら? 別の世界では鈍かったわ」
以下略



303: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 00:41:08.19 ID:Hpc/7/Vc0
それを理解してもらうには、どうやっておまじないができたかを説明しなきゃね。

……まあ、すごく簡単なことよ。

「簡単?」
以下略



304: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 00:44:28.66 ID:Hpc/7/Vc0
「病んで……? どういうこと?」

「あなたは確かに、穂乃果たちにいい表情はしていなかったみたいだけど……それなら私と変わらないじゃない?」

いいえ、違うわ。考え方の根本から。
以下略



305: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 00:47:20.69 ID:Hpc/7/Vc0
「……あなたの元いた環境って?」

聞きたい?

「ええ」
以下略



306: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 00:51:13.22 ID:Hpc/7/Vc0
生徒会に入った当初、私は希とそれほど仲が良くなかったわ。

「私も初めはそんな感じだったけど」

その関係は、3年生になっても依然として変わらなかった。
以下略



307: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 00:55:49.69 ID:Hpc/7/Vc0
入学当初から、なんとなく気付いてたわ。

入学者数が過去よりも少ない。

だんだんと減ってきているのは目に見えて明らかだったもの。
以下略



308: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 01:02:37.99 ID:Hpc/7/Vc0
「それで、どこにも逃げ場がなくて疲れたってわけ?」

そうよ。もう、何もかもどうしていいかわからなくなったの。

音ノ木坂学院を終わらせることがいいことなのか、それとも必至にあがいてでも止めるべきなのか。
以下略



309: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 01:06:11.43 ID:Hpc/7/Vc0
……そう。

「μ'sのみんなはここにはいないけど、私がそばにいるわ」

「それに今のあなたは1人じゃないもの」
以下略



310: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 01:12:33.81 ID:Hpc/7/Vc0
初めは戸惑ったわ。自分が何をしているのか、どこにいるのかすらわからなかった。

そしてすぐに気付いたの。周りにいる「みんな」に。

「μ'sのみんな?」
以下略



311: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 01:17:29.11 ID:Hpc/7/Vc0
それで、私はその世界の絢瀬絵里になりきってしばらく過ごしたの。

「楽しかったでしょう」

ええ、すごく。
以下略



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