過去ログ - 絵里「つよくてにゅーげーむ」 part3
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306: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 00:51:13.22 ID:Hpc/7/Vc0
生徒会に入った当初、私は希とそれほど仲が良くなかったわ。

「私も初めはそんな感じだったけど」

その関係は、3年生になっても依然として変わらなかった。
以下略



307: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 00:55:49.69 ID:Hpc/7/Vc0
入学当初から、なんとなく気付いてたわ。

入学者数が過去よりも少ない。

だんだんと減ってきているのは目に見えて明らかだったもの。
以下略



308: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 01:02:37.99 ID:Hpc/7/Vc0
「それで、どこにも逃げ場がなくて疲れたってわけ?」

そうよ。もう、何もかもどうしていいかわからなくなったの。

音ノ木坂学院を終わらせることがいいことなのか、それとも必至にあがいてでも止めるべきなのか。
以下略



309: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 01:06:11.43 ID:Hpc/7/Vc0
……そう。

「μ'sのみんなはここにはいないけど、私がそばにいるわ」

「それに今のあなたは1人じゃないもの」
以下略



310: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 01:12:33.81 ID:Hpc/7/Vc0
初めは戸惑ったわ。自分が何をしているのか、どこにいるのかすらわからなかった。

そしてすぐに気付いたの。周りにいる「みんな」に。

「μ'sのみんな?」
以下略



311: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 01:17:29.11 ID:Hpc/7/Vc0
それで、私はその世界の絢瀬絵里になりきってしばらく過ごしたの。

「楽しかったでしょう」

ええ、すごく。
以下略



312: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 01:22:52.99 ID:Hpc/7/Vc0
……それで、すぐ帰ってきたの。

「地獄のような現実に?」

まあ、ね。
以下略



313: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 01:25:31.18 ID:Hpc/7/Vc0
……まあそれで、いつも通り学校に行って、生徒会の仕事をして。

仕事が終わったら、いつも通り家に帰るの。

そんな風に考えながら、私は学校に行ったわ。
以下略



314: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 01:27:37.63 ID:Hpc/7/Vc0
それで学校について、いつも通り教室に向かおうとしたのよ。

3年経っても、友人関係の何ら変わりない学校に。

「そしたら?」
以下略



315: ◆eyH5F3DPSk
2014/10/09(木) 01:31:49.43 ID:Hpc/7/Vc0
「教えてたの? おまじないのこと」

夢だと思ってたから。

1番親しかった彼女になら、話してもいいと思ってね。
以下略



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