過去ログ - 和「フランスより」咲「愛をこめて」
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291: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/10/26(月) 00:10:54.95 ID:uhFvNp6Z0
キッチンからはカチャカチャと何かを混ぜる音がする。

軽快なリズムが妙に耳に心地よかった。

泊まっていた屋根裏部屋よりも大きな窓からは、春の陽が差し込んでいる。
以下略



292: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/10/26(月) 00:15:45.69 ID:uhFvNp6Z0
カフェオレも用意してくるという和を待ちながら、咲は改めてトレーの中身を見る。

載っている焼き菓子は三種だった。

パウンドケーキのようなもの、クリームの入ったタルトのようなもの、最後はベリーを散らしたクレープだ。
以下略



293: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/10/26(月) 00:19:54.53 ID:uhFvNp6Z0
咲「おいしい……けど、不思議」

和「オレンジのお酒をかけているんです。アルコールは飛ばしてますから大丈夫です」

咲「そうなんだ」
以下略



294: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/10/26(月) 00:27:27.04 ID:uhFvNp6Z0
咲「最後のこれは、なんていうお菓子なの?」

和「これですか?フランです」

こちらは、見た目を裏切ったもっちりとした食感だった。
以下略



295: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/10/26(月) 00:32:19.24 ID:uhFvNp6Z0
和「別に、どれも大したお菓子じゃありませんよ?簡単ですし、どこにでも売っているものですし」

咲「でも朝にお菓子を食べるなんて、私したことなかったし。それに……」

和「それに?」
以下略



296: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/10/26(月) 00:41:50.95 ID:uhFvNp6Z0
それまで散々和との仲を友達どまりにしておいて。

自分でもかなり虫のいいことだと思う。

しかし和はそれに対して文句など何一つ言わなかった。
以下略



297: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/10/26(月) 00:50:52.06 ID:uhFvNp6Z0



ふいに咲を離した和が立ち上がる。

以下略



298: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/10/26(月) 00:52:16.37 ID:uhFvNp6Z0
今回はここまでです。


299:名無しNIPPER[sage]
2015/10/26(月) 00:55:46.83 ID:xR+44pxXO

待ってた。凄く待ってた


300:名無しNIPPER
2015/10/26(月) 01:33:02.26 ID:72T2rAvR0
おつ
寝る前に咲和が読める幸せ


301:名無しNIPPER[sage]
2015/10/26(月) 08:04:23.79 ID:HRZYVUAeO
乙 このスレ見るとお菓子が食べたくなる


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