過去ログ - 和「フランスより」咲「愛をこめて」
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315:名無しNIPPER[sage]
2015/12/22(火) 12:11:53.53 ID:1qCw7onE0
はい


316:名無しNIPPER[sage]
2015/12/28(月) 08:46:05.44 ID:m7GFM7rYO
ひゃっほー 待ってる



317: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/12/28(月) 20:21:20.70 ID:fhrupkE30
出発は、その日の深夜だった。

空港には夜の九時頃までに着いておけばいい。

なので、約半日分はスケジュールに猶予がある。
以下略



318: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/12/28(月) 20:24:23.21 ID:fhrupkE30
パリ最終日、咲がまず向かったのは貴子のところだった。

待ち合わせ場所はすっかり馴染みとなった、明華が勤めるレストラン。


以下略



319: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/12/28(月) 20:27:19.69 ID:fhrupkE30
貴子は日当たりのいい席でゆっくりとカフェを楽しんでいた。

咲「お待たせしました」

貴子「咲」
以下略



320: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/12/28(月) 20:32:21.62 ID:fhrupkE30
和と結ばれた翌朝、最初は穏やかに朝食などを楽しんでいたのだが――

どうも、咲の何かが彼女に天啓を与えたらしい。

キッチンに引きこもって出てこなくなってしまったのだ。
以下略



321: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/12/28(月) 20:41:48.32 ID:fhrupkE30
咲(でも、これじゃあ最後に会えるかどうか……)

先の別れ際にアドレスを交換したというものの、次はいつ会えるかわからない。

それが、咲にはどうにも寂しかった。
以下略



322: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/12/28(月) 20:49:51.54 ID:fhrupkE30
咲「仕事は……やめようと思います」

決死の思いで出した返事は、掠れたような声になってしまった。

咲「無職になってしまいますが、貯金も少しあります。暫くは暮らしていけると思うので、新しい仕事を探そうと思ってます」
以下略



323: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/12/28(月) 20:57:47.87 ID:fhrupkE30
貴子「咲と一緒に仕事をした全員の総意だ。引き受けてくれるな?」

咲の目に思わずきらりと光るものが滲む。

咲「もちろんです!貴子さん、ありがとうございます……!」
以下略



324: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/12/28(月) 21:10:17.15 ID:fhrupkE30
ビストロから歩いて程なくして、咲の視界に特徴的な看板が入ってくる。

「Rendezvous」――アメリカから単身やってきた女性が作り上げたパティスリーは「出逢い」という名前だった。


以下略



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